[大人向け]クリスマスにぴったりの本16選|プレゼントで喜ばれる作品を紹介

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クリスマスに本を贈ろう!大人が喜ぶとっておきの作品を

クリスマスには大人同士でプレゼントを交換することも。ロマンティックなクリスマスの雰囲気を盛り上げる本のギフトはいかがでしょうか。籠もりがちな冬のおうち時間のお供にぴったり。心温まる物語や、大人でも楽しめるクリスマス絵本は、きっとご家族やお友達にも喜んでもらえますよ。

相手の好みを熟知している人向けに小説を、誰にでも喜ばれるクリスマスムード全開の写真集など、幅広いジャンルをセレクトしました。クリスマスの一日を彩る、特別な一冊を見つけてください。

冬のほっこり読書におすすめ!大人向けクリスマス本16選

誰もが優しい気持ちになれる、クリスマスの季節。そんな幸せな気持ちを分かち合えるような、美しい物語をプレゼントしたいですよね。またクリスマスの絵や写真がいっぱいの本は、持っているだけで楽しくなるアイテム。じっくり読書する時間がとれない人にも喜ばれます。

クリスマスギフトにおすすめしたい、珠玉の16冊をご紹介します。

クリスマスに読みたい、人生の一瞬一瞬が愛おしくなる現代小説の最高峰

ノーベル賞作家カズオ・イシグロは、社会問題や歴史を描いた小説の中で「あなたはどう感じるか」を深く問いかけてきます。クリスマスに彼の本をプレゼントし、友人と感想を語り合ってみませんか。

代表作「わたしを離さないで」。限られた一生を生き抜く若者たちを描いた、異色の青春小説。普通の人よりも感受性豊かに、別れの時を恐れながらも、互いに深く結びつこうとする姿に心打たれます。私達は彼らのように命を大切にできているのか、考えさせられる作品です。

早川書房
わたしを離さないで

大人にこそ読んでほしい、心あたたまる珠玉のクリスマス絵本

絵本は子どもたちだけでなく、忙しい大人にもおすすめのギフト。美しい絵と短い文章で、限られた時間でも物語の世界に浸ることができます。

フランスの絵本作家ガブリエル・バンサンの人気シリーズ。優れたデッサンで高い評価を得ている画家で、挿絵を眺めるだけでも楽しい。また、くまのアーネストのお話は主人公の父性あふれるキャラクターも魅力。人生の喜びや親子愛にあふれるストーリーは、年齢を重ねた大人の心にも響きます。

BL出版
セレスティーヌのクリスマス

本を開いて世界最高のクリスマスマーケットに出かけよう!

最近日本各地でも盛り上がってきたクリスマスマーケットのイベント。本の中で本場のクリスマスマーケットを味わうのも素敵ですよ。

ドイツのクリスマスマーケットを紹介する一冊。暖かい灯りに照らされた町並み、クリスマス雑貨や美味しそうなお菓子。写真を見ているだけで溜息が出そう。クリスマスの季節にもお出かけする暇がない人にも喜んでもらえます。表紙を見せて飾っておくだけでもクリスマス気分が味わえる、おすすめギフトです。

河出書房新社
ドイツ・クリスマスマーケット案内

ミステリー好きじゃなくても楽しめる!クリスマスの傑作短編集

普遍的人気を誇るミステリー作家、アガサ・クリスティー。クリスマスギフトには、特にファンの多いこちらの短編集を。

6編のミステリーを収めた一冊。表題作は古き良きイギリス家庭のクリスマスの描写が楽しめ、読後の余韻も美しい物語。クリスティーの魅力は謎解き以上に、心理描写の巧みさや人間ドラマの素晴らしさにあります。普段ミステリーは読まない人にも、きっと素敵な読書体験をプレゼントできますよ。

早川書房
クリスマス・プディングの冒険

クリスマスの夜に読みたい、人の優しさや温かさをテーマにした短編集

穏やかで情緒的な文章で、誰にでも読みやすい作風が人気の作家ロザムンド・ピルチャー。贈り物と題されたこちらの本は、まさにクリスマスプレゼントにぴったりですね。

人の優しさや心温まる交流を描いた物語。まるで上質な短編映画を見ているように、美しい風景や登場キャラクター達の姿が目に浮かびます。死や結婚といった人生の局面でのめぐり逢いと別離。暖かいブランケットを掛けながら、冬の夜の読みたい一冊です。

朔北社
ロザムンドおばさんの贈り物

クリスマスに輝けなかった人達へ、鬱屈した青春をユーモアたっぷりに描く

独特の文体とユーモアセンスで人気のある作家・森見登美彦。クリスマスに読むなら、日本ファンタジーノベル大賞も受賞した「太陽の塔」がおすすめ!

失恋した男子大学生の物語。主人公が「怪物」と称するクリスマス。その怪物が忍び寄る京都の街を舞台として、一風変わった学生生活を描いています。小説の山場となるイヴの夜の珍場面は必見。クリスマスにいい思い出がある人も無い人も、思わず笑って、その後ほろりとする青春小説です。

新潮社
太陽の塔

人生には笑いもあれば涙もある、全米から感動の実話を集めた一冊

ときに小説よりも、普通の人たちが繰り広げる現実のドラマのほうが面白いことも。そんな実話を集めたこの本は、センスを感じさせるギフトです。

全米中から集めた、180の実話を収めた本。元はラジオの企画としてリスナーからエピソードを募集したもの。こぼれる涙、面白いオチ、そして切ない余韻。さまざな感動がつまった一冊です。特におすすめは「1949年、クリスマスの朝」。このページに栞を挟んでクリスマスギフトにしても。

新潮社
ナショナル・ストーリー・プロジェクト 1

インテリジェントな人に贈る、クリスマスの歴史を解き明かす一冊

男性にはロマンティックな物語よりも、学術書的な内容の本を好む人も。知的な男性には、敬意を込めてこちらの本をお薦めしたいですね。

クリスマスに関する西洋の歴史と文化史をまとめた一冊。現在のクリスマスという祝祭の成り立ちを、政治や慣習といった多様な観点から解説。サンタクロースなどのお馴染みのキーワードについても解き明かしていきます。専門的な内容も分かりやすく説明されているので、幅広い年齢層の人に楽しんでもらえますよ。

原書房
図説 クリスマス全史

緊迫のサスペンス小説をお供に、一味違ったクリスマスの夜を

心温まる物語もいいけれど、ときにはこんな小説を片手にハラハラドキドキのイヴの夜を

映画化もされた人気クライムサスペンス「サイレント・トーキョー」。賑わう12月の東京で起きた爆破テロは、最悪のクリスマスの序章だった。輝くイルミネーションに彩られたクリスマス。そんな当たり前と思っている平和な日常の脆さ、その犠牲になっている人達に思いを馳せるきっかけになるかもしれません。ミステリー要素もあるので、謎解きがお好きな人にも。

河出書房新社
サイレント・トーキョー And so this is Xmas

恋愛小説で甘い気分になりたい、だってクリスマスだから

女子がクリスマスに読みたい本といえばやっぱりラブロマンス!今年の女友達へのギフトには、思いきって恋愛小説を贈ってみて。

日本の人気作家たちによる、恋愛小説アンソロジー。とろけるほどにロマンティックなシーンや、思わず涙がこぼれるラスト。この一冊に、恋愛のあらゆる醍醐味がつまっています。いつも動画配信サービスで恋愛映画ばっかり観ちゃうという女性たちへ、たまには活字でラブストーリーを味わってみませんか。

角川文庫
運命の恋

ポケットの中の王様が教えてくれる、大人になるにつれ失ってしまうもの

街中が光り輝くクリスマスには、一年の終わりというちょっぴり切ない面も。そんな気持ちに寄り添う小説は、印象的なクリスマスギフトになりそう。

ドイツのベストセラー絵本「ちいさなちいさな王様」。生まれたときは物知りで、大人になるにつれ色々なことを忘れていってしまう王様。私たちとは反対の人生を送る王様は、それでも満足そうに日々を楽しんでいます。忙しい毎日の中でふと幸せな子供時代を振り返ってしまう。そんな大人におすすめしたい名作です。

講談社
ちいさなちいさな王様

クリスマスにぴったり、美しいイラストで綴る幻想レシピ本

お料理好きな人にはレシピ本のプレゼントも素敵。せっかくのクリスマスなら、こんなファンタジックなレシピ集をセレクトしてみては?

SNSで人気のイラストシリーズ「満月珈琲店」の架空レシピを再現した一冊。「星空のバターサンド」や「土星のフロート」などの幻想的なメニューは、クリスマスシーズンにぴったり。綺麗なイラストを眺めているだけでも心癒されますよ。娘さんにプレゼントして、親子で一緒に作ってみてもいいですね。

主婦の友社
満月珈琲店のレシピ帖

アート好きの人へのクリスマスの贈り物は、やっぱり画集

おしゃれなクリスマスギフトにしたいなら画集もおすすめ。アート好きな人には、一つのテーマのもとに様々な画家の作品を集めた一冊が喜ばれそうです。

ギフトにも人気の、豪華なアートブックシリーズ。こちらの本は室内画366作品を収録。窓からの暖かな日の光や、穏やかな時間の流れに心癒されます。洗練されたインテリアやファッションも楽しめるのが嬉しい。まるでクリスマスに素敵な家々に招かれたような、幸せな時間が過ごせます。

パイインターナショナル
366日 絵のなかの部屋をめぐる旅

きらめく詩とイラストを詰め込んだ、宝物のようなギフト本

詩集はいつの時代もロマンティックなギフトブック。普段を詩を読まない人にも喜んでもらうには、イラストや写真でイメージを視覚化した本がいいかも。

国や時代を越えて愛されてきた名詩100選。小学校の教科書で読んだ詩など、懐かしい気持ちも呼び起こす一冊。どのページも美しいイラストや写真で彩られていて、詩を読み解く解説付きなのもおすすめポイント。クリスマスには大切な方へ素晴らしい詩世界への切符を贈りましょう。

ナツメ社
名詩の絵本

クリスマスらしく英語で味わう「星の王子さま」の世界

すでに読んだことがある作品を違った魅力で楽しめるのが、英訳付きの本。クリスマスに似合うあの名作を、もう一度英語で味わってみませんか。

英訳付き「星の王子さま」。純粋な王子さまが旅する不思議な世界や、そこで出会う個性的な人々。本当に大切なものは目に見えない、など普遍性をもった名言も人気の理由。英語で読み直すことで、また新たな気づきが得られるかもしれません。英語を勉強中の中学生などに贈るのもおすすめ

第三書房
対訳 英語で読もう「星の王子さま」

クリスマスの素晴らしさに気づかせてくれる、不朽の名作

クリスマスの物語というと、真っ先にこの作品を思い浮かべる人も多いでしょう。アメリカの短編小説家O・ヘンリーの名作は、まだこの物語を知らない高校生・大学生へのギフトにも。

16作品を収めた短編集「賢者の贈り物」。表題作は、夫婦が互いに思い合う気持ちをテーマにした心温まる物語。クリスマスは大事な人が側にいる幸せを実感する季節。クリスマスイヴの夜に読み返すと、あらためて身近にいる大切な存在に気づかせてもらえるかもしれません。

新潮社
賢者の贈り物

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